「伊豆の春」  日本フォトコンテスト誌 1992年3月号掲載


撮影データ:ペンタックス645・SMC45ミリ・PL・エクタクローム100プラスP

木村仲久は、ある写真月刊誌のインタビュ−記事の中で「どんなテーマで写していますか」という問いかけに次のように答えている。
「ひとことでいえば静岡県の風土です。私は勤めを持っているアマチュアですから、休日しか撮影できません。ですから日帰りで行ける範囲ということで、自分の住んでいる静岡県を写すしか方法がないのです。
ただアマチュアの都合のよいことは、締め切りがありませんから、納得するまで撮影できることです。さらに地元を写していますから、よいチャンスがあれば、すぐにその場所に出かけていけることです。
風景でも人物でも、そこで写したものなら、なんでもその風土の表現につながっていきます。(後略)」